6月30日、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキット(1周4,554m)で行われた。GT500クラスは、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)の武藤が雨上がりの難しい路面で、コースレコードを更新する1分23秒341でポールポジションを獲得。また、GT300はNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)の蒲生がクラスのポールポジションとなった。それぞれ7月1日の決勝レースを、クラス最前列のスターティンググリッドからスタートする。予選セッション終了からおよそ2時間が経過した現地18時45分、GTアソシエイションからGT300の予選正式リザルトが発表。ここでマネパ ランボルギーニとGAINER TANAX triple a GT-Rが予選の車検不通過となり、タイムが抹消されたことが明らかになった。

なおマネパ ランボルギーニは『Appendex J 257A 5.2.2』の違反、GAINER TANAX triple a GT-Rは『2018 GTA Bulletin No.031-T(2018 SUPER GT 参加条件 第4戦タイについて)』に関する違反となっている。

これにより、上記の2台は予選タイム抹消となり、LEON AMGのポールポジションが確定。以降、繰り上がりで2番手にHitotsuyama Audi、3番手にARTA BMWが続く形となった。


 

ポールポジション記者会見 GT300クラス 65号車 蒲生尚弥選手

ポールを獲ることができて嬉しいです。今回は、クルマのパフォーマンスが走りだしから素晴らしかった。特にブリヂストンさんが用意してくれたタイヤが素晴らしく、ロングランでもグリップが安定していました。予選では10周走ったんですが、その最終ラップにベストタイムがマークできたほどです。予選を通してタイヤのグリップが安定していたおかげでポールポジションを獲ることができました。明日の決勝、GT300クラスでは多くのチームがタイヤ無交換の作戦で来ることが予想されます。無交換でちゃんと走り切れるのか? 最後までグリップが安定しているのか? タイヤを労わって走れるか? 様々な要素があって、それこそ決勝結果は最終ラップまで分からないようなタフな混戦になると思います。それに今日の予選も雨に振り回された格好になりましたが、レースはどんなコンディションになるか分かりません。でも僕たちのクルマはウエットでもドライでも調子が良いので、ポールから逃げ切って優勝したいです。

ポールポジション記者会見GT300クラス 65号車 黒澤治樹選手

僕はQ1を担当しましたが、GT300のQ1はまだ完全なウエットコンディションでした。ブリヂストンさんが素晴らしいウエット用タイヤを用意してくれていたのですが、(タイヤの)ウォームアップにちょっと時間が掛り、いくぶん滑りやすい状態の中、自分なりにはフルプッシュすることができました。Q1を無事突破して(Q2を走る)蒲生(尚弥)選手に繋ぐことができてホッとしました。ブリヂストンさんとスポンサー各社、ここまでチームを支えてくれた皆さんに感謝したいです。明日の決勝レースはポールポジションからスタートするので、もちろん逃げ切って優勝することが目標です。今日の予選でも雨に降られて天候に振り回されました。明日はどんな天候になるのか分かりませんが、どんなコンディションになってもちゃんと判断し冷静に対処すれば結果に結びつくだろうと考えています。ポールからスタートしても、簡単に逃げ切れるとは思っていませんが、それでも難しいけどがんばって優勝したいですね。

ポールポジション記者会見GT500クラス 中嶋大祐選手

僕が走ったQ1はウエットコンディションでした。正直言ってウエットコンディションに関しては、あまり(クルマの)調子が良くなかったので『今日は厳しくなるかなぁ』なんて思っていましたが、何とかQ2を走る武藤(英紀)さんに繋ぐことができました。Q2では幸いにもスリックが使えるコンディションになりましたが、そうしたら武藤さんがクルマとタイヤのポテンシャルを引き出して見事なアタックをして、ポールポジションを獲ることができました。チームとしては2シーズン目ですが、ここまで苦戦を強いられてきました。でも、今日のような難しいコンディションでポールを獲ることができるところまできました。でもまだ予選でポールを獲っただけなので、素早く気持ちを切り替えて、明日はまた決勝レースでがんばります。予選が(ポール獲得という)素晴らしい結果に終わりましたが、実は僕たちはタイヤを予選よりも決勝重視で選んでいます。ただ、このサーキットでは事前テストもなかったので、(決勝の)タイヤのポテンシャルは未知数なんです。だからどちらが(スタートを)担当するかは、まだ決まっていません。ただ前半を走るドライバーがタイヤを労わって走る。そうすることで前半スティントをどれだけ引き延ばすことができるか。それが重要になってくると思います。何とかがんばって好結果に繋げたいです。

ポールポジション記者会見GT500クラス 武藤英紀選手

本当に久しぶりのポールポジション(前回は2016年第6戦鈴鹿)を獲ることができて、とてもうれしいです。Q1が凄く難しいコンディションとなったけれど、(中嶋)大祐がうまくまとめてくれて僕に繋いでくれました。僕が(Q2を)走り始めた時は、まだ乾ききってはいなかったけどヨコハマさんが良いタイヤを用意してくれていたので、何も心配することなく全開でアタックできました。チームもいい仕事をしてくれたし、本当に最高の気持ちです。明日の決勝では、ポールポジションからスタートするので何とか逃げ切りたいと思っています。もちろん、それが簡単なことじゃないのも分かっています。この後、ピットガレージに戻ってチームで一緒にクルマをレース用に合わせ込みをしようと思います。決勝は(ドライバーの)どちらが先に走るか、今の段階では決まっていませんが、どんなオーダーで走るにしてもドライバーは、ただ速く走るだけでなくタイヤマネージメントを考えて走ることが必要になると思います。皆がミスなくレースを戦うことで、結果はついてくると思う。チーム一丸となってがんばります。

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