スーパーGT第6戦は19日、スポーツランドSUGOでノックアウト形式の予選が行われ、GT500クラスはS Road MOLA GT-Rが今シーズン初となるポールポジションを獲得した。全車が昨年マークされたコースレコードを1秒近く上回るタイムを記録した。 GT300クラスはARTA CR-Z GTが今季2度めのPP獲得から優勝を目指す。予選日午後は青空も確認出来るが雲量も多い天候。GT300クラスのQ1がスタートする頃のコンディションは気温が25度、路面温度は33度と午前より少し上昇したコンディションの中、13時50分からGT500クラスのQ1がスタートした。


 

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No.46 S Road MOLA GT-R

 

「ここで勝って、残りの2戦に臨みたい」

本山 哲

第3戦タイで優勝したことでウェイトハンディが増えたこともあり、中盤戦はレースが続きました。特に(第4戦の)富士は厳しくなってしまいました。今回はウェイトハンディやいろいろな状況がスポーツランドSUGOのコースに合っていたのだと思います。また、今回の予選については、Q1、Q2ともにうまく走れたと思います。今のタイヤは温度変化に敏感なので、テストでしっかりと走りこむことができたのが良かったのだと思います。また、僕たちのマシンには(ハンディ50kgを超えて)燃料流量リストリクターが締められていますが、パワー感や加速感といった部分がやはり落ちてしまっています。その点ではコーナーが多い、このコースのレイアウトが良かったのかもしれません。今回のレースで勝つことができれば、チャンピオン争いに向けてメリットがかなり大きいので、ここで勝って、残りの2戦に臨みたいと思います。今回のレースが終わると、残るレースはオートポリスともてぎということになるので、この第6戦で立て直して、チャンピオン獲得を目指したいと思います。

 S Road MOLA GT-R

「予想とは逆で、思っていた通りに走ってくれた」

柳田真孝

今回は朝の走り始めからマシンのフィーリングが良かったです。(ハンディ50kg分相当に絞った)燃料流量リストリクターを装着したマシンで走るのは初めてだったので、不安もありましたが、予想とは逆で、思っていた通りに走ってくれました。また、燃料流量リストリクターが絞られているマシンでも(前戦の1号車のように)ポールポジションを獲得しているという状況もありますし。(Q1を走った)僕自身も自信はあったので、Q2には行けると思っていました。そして僕も自分がしっかり走って、Q2につなげれば、本山選手がポールを獲ってくれると信じていました。このレースで勝つためには一発のタイムも出せて、コンスタントにも走れるような、いいタイヤが必要。そのためには持ち込みのタイヤが重要になってきます。ここ2戦の結果はあまり良くなかったのですが、決勝レースではできるだけ上のポジションでチェッカーを受けたいです。そして、今シーズンはどうしてもシリーズチャンピオンを獲りたいですね。次のオートポリスはふたりとも相性もいいし、そこで勝って最終戦を迎えるためにもこのSUGOでの第6戦で勢いをつけたいと思っています。



 

No.55 ARTA CR-Z GT

 

「タイヤが今回のコンディションにマッチした」

高木真一

今回の予選ではマッチングのいいタイヤも見つかり、気温も上がってきたこともあって、いい流れの予選になりました。僕自身としても10回目のポールポジション獲得となったので、その点でもとてもうれしいです。いいクルマを作ってくれたチームのみんなやスポンサーの皆さんに感謝したいです。今回はテストで走ったものと同じ種類のタイヤを使いましたが、比較的暑い状況向けのタイヤが今回のコンディションにマッチしたのだと思います。レースでは勝てるかどうかはわかりませんが、次のオートポリスは去年もいいレースになったので、この第6戦でなんとか(チャンピオンを争う)ライバル勢に引き離されないようにして、最終戦もてぎではチャンピオン争いに加わりたいですね。

ARTA CR-Z GT

「各々の仕事をしっかりとやり遂げて優勝したい」

小林崇志

富士での第4戦で優勝したこともあって、ウェイトハンディを積むことになってしまいましたが、テストでは手応えを感じていました。実際には走り出しからいいタイムをマークすることもでき、予選の一発もいけそうな状況でした。ポールポジションも獲れるんじゃないかと思っていたので、僕は担当したQ1をしっかり走ることに専念しました。今回のマシンは走り出しから速かったですし、タイヤの状況もとても良かったです。そして、Q2では期待どおりに高木選手がポールポジションを獲ってくれました。高木選手にとっては10回目のポールポジション獲得ということですが、ちょっと獲りすぎのような気もします(笑)。チャンピオンを獲得するためには10号車の前でゴールすることが必要なので、それは最低限の目標です。そのためにも、今回はドライバーやチームともに絶対にミスができないレースになります。各々の仕事をしっかりとやり遂げて、ぜひ優勝したいです。

 


 


 

SGT:GT300エントリー変更。佐々木が86をドライブ

スーパーGT300クラスのUPGARAGE BANDOH 86が第2ドライバーをニック・キャシディから佐々木孝太に変更したほか、クリスチャン・マメロウ/細川慎弥のRacing Tech Audi R8がエントリーを取り消している。

UPGARAGE BANDOH 86は中山友貴のパートナーをニック・キャシディから佐々木孝太に変更した。

 

SGT:前回勝利のトムスに決勝10秒ストップのペナルティ

スーパーGT第6戦SUGO戦(9月19-20日、スポーツランドSUGO)で、PETRONAS TOM’S RC Fにペナルティが課されることが大会審査委員会より通知された。今季、4基目のエンジンを投入したことにより、決勝レーススタート後に10秒ストップペナルティを受けることになった。
前回勝利したPETRONAS TOM'S RC F

 PETRONASは開幕戦の岡山をエンジンの電装系トラブルでリタイアしており、2戦目の富士で2基目のエンジンを投入。年間3基のエンジン使用規定のなかで、ライバルチームよりも1基多い状態でシーズンを戦っていた。 開幕戦でエンジンを交換したため、チームは残り7戦を2基のエンジンで走行するのは不可能と判断。このSUGOのタイミングに合わせて、4基目のエンジン投入を計画していた模様で、前戦の鈴鹿で優勝してウエイトハンデが厳しくなったこと、残り2戦はウエイトハンデ係数が低くなることなどを考慮して、このSUGOでの交換を決定した。