ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのラップタイムが近いうちに更新されるかも知れない。元映画監督でカーコレクターとしても知られるジェームズ・グリッケンハウス氏によれば、彼のチーム「スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)」が手がけたオリジナル・モデル「SCG 003」の公道仕様車がそれを可能にするだろうという。

レース仕様のSCG 003は、すでに先日ニュルブルクリンクで行われたレースで、6分42秒というタイムを達成している。これはパガーニ「ゾンダ R」の6分47秒、「ラディカル SR8-LM」の6分48秒よりも速い記録だ。写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」の投稿によれば、公道走行仕様のSCG 003ではさらに速い6分30秒台となる可能性があると自信を見せている。カーボンファイバー製の車体にエンジンをミドシップに搭載するスーパーカーは既にいくつも存在しているが、SCG 003は開発当初から他のスーパーカーとは一線を画すものだった。その大きな違いは、リアのサブフレームがエンジンごと取り外し可能な設計になっていることで、レースの時にはホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント製ツインターボチャージャー付き3.5リッターV6レース用エンジンに、公道を走る際にはロードカー用のツインターボ付きW12エンジン(最新の発表では「独自に開発したV6ツインターボ・エンジン」となっている)に、載せ替えることが可能なのだ。