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スーパーGT第1戦は4日、岡山国際サーキットでノックアウト形式の公式予選が行われ、GT500クラスは平川亮がアタックしたKeePer TOM’S RC Fがポールポジションを獲得、2番は6号車ENEOS SUSTINA、3番はZENT CERUMO RC Fとレクサス勢が1~3番を獲得して初戦を優位に戦える環境になった。初ポール獲得の平川は昨年中島がWEC世界耐久選手権に行くために一時離脱した為にリザーブ参戦していた。

PP獲得GT第1戦岡山 KeePer TOM'S RC F

 

Q1:GT500


5分間のインターバルを経てスタートしたGT500クラスのQ1。午前中に火災に見舞われたカルソニックIMPUL GT-Rも、修復が間に合い何事もなかったかのような姿で真っ先にコースイン。チェック走行を行いグランドスタンドのファンから盛大な拍手を浴びた。各車がワンアタックで決めていった結果、Q1トップとなったのはチェッカーまで1分を切ってから石浦宏明がアタックを決めたZENT CERUMO RC F。その前にタイムをマークしていた国本雄資のENEOS SUSTINA RC Fが続き、平手晃平のDENSO KOBELCO SARD RC F、アンドレア・カルダレッリのKeePer TOM’S RC Fとレクサス勢がトップ4を占める結果となった。
5番手につけたのは松田次生のMOTUL AUTECH GT-Rで、修復成ったカルソニックIMPUL GT-Rが6番手に。ホンダ勢の最上位は、小暮卓史がアタックを担当したドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの8番手という結果に。ホンダ勢でQ2進出を果たしたのはこの1台のみとなった。

予選当日 GT第1戦岡山 練習走行中のカルソニックIMPUL GT-R。すでにエキゾースト部分に炎が出ている

Q2:GT500


いよいよ迎えたGT500クラスの予選Q2。残り9分でまず真っ先にアタックに向かい始めたのは、昨年ポールポジションを獲得している大嶋和也のENEOS SUSTINA RC F。次いで各車もコースインし、念入りにウォームアップを繰り返しながらアタックに入っていった。素晴らしいアタックを展開したのは、KeePer TOM’S RC Fをドライブする平川亮! 1分19秒008というタイムをマーク その後ZENT CERUMO RC Fの立川祐路やジョアオ-パオロ・デ・オリベイラのカルソニックIMPUL GT-Rがタイムを上げていくものの上回れなく結果フル参戦初の平川のコースレコードタイムがPPタイムとなり、フル参戦初戦で初めてのGT500ポールポジションを獲得してみせた。ホンダ勢の最上位はオリバー・ターベイがアタックを担当したドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTとなった。

GT第1戦岡山 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT 予選結果はNSX勢最上位の7位で終えた。


 

スーパーGT第1戦岡山公式予選結果(GT500)

天候:曇り 路面:ドライ

 

Pos.No.CarDriverTireQ1Q2
137KeePer TOM’S RC FA.カルダレッリ
平川亮
BS1’19”7031’19”008
26ENEOS SUSTINA RC F大嶋和也
国本雄資
BS1’19”4751’19”106
338ZENT CERUMO RC F立川祐路
石浦宏明
BS1’19”1031’19”370
412カルソニック IMPUL GT-R安田裕信
J-P.デ・オリベイラ
BS1’19”8231’19”521
51MOTUL AUTECH GT-R松田次生
R.クインタレッリ
MI1’19”8141’19”522
636PETRONAS TOM’S RC F伊藤大輔
J.ロシター
BS1’19”9041’19”658
715ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT小暮卓史
O.ターベイ
BS1’19”9651’19”841
839DENSO KOBELCO SARD RC F平手晃平
H.コバライネン
BS1’19”6181’19”932
9100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT山本尚貴
伊沢拓也
BS1’19”986
1046S Road MOLA GT-R本山哲
柳田真孝
MI1’20”178
1117KEIHIN NSX CONCEPT-GT塚越広大
武藤英紀
BS1’20”235
1224D’station ADVAN GT-R佐々木大樹
L.オルドネス
YH1’20”359
138ARTA NSX CONCEPT-GT松浦孝亮
野尻智紀
BS1’20”416
1419WedsSport ADVAN RC F脇阪寿一
関口雄飛
YH1’20”461
1564Epson NSX CONCEPT-GT中嶋大祐
B.バゲット
DL1’20”946

No.37 KeePer TOM’S RC F

 

「明日はどんなコンディションでもミスをしない」

アンドレア・カルダレッリ

ポールポジションを獲ることができ、シリーズに素晴らしいスタートを切ることができました。今回は午前中のフリー走行からクルマの調子が良くて、僕が走ったQ1では(フリー走行の時から)セットを変更することなく走りました。Q1では8番手までに入ってQ2に進出するだけでなく、タイヤの確認もテーマとしていました。(3/14,15の岡山公式)テストに比べて路面温度などのコンディションが違うから、タイヤの選択には気を遣いました。そしてQ1では、タイヤをどのように温めるのがベストかを探り、3、4周目ではなくもう1周早くアタックすべきだということが分かりました。それで、そのことをリョウ(平川)に伝えて、セットも少しアジャストしてQ2に臨みました。そうしたらリョウが素晴らしいアタックでポールポジションを獲ることができました。
明日の決勝はどんなコンディションになるか分かりませんが、ドライでもウェットでもミスをせず、クリアなレースをするだけです。それができれば結果は付いてくると思います。

 

「ミスがなければ1分18秒台はマークできた」

平川 亮

ポールポジションを獲ることができて嬉しいです。参戦の機会を与えてくれたトヨタ/レクサスとスポンサーの皆さんに感謝したいです。午前中にはドライ路面で十分な走り込みができませんでしたが、それでもクルマの調子が良くて、Q1でのアンドレア(カルダレッリ)の走りを見ていても、快調なことが伝わってきた。もう(自分がQ2で)乗る前から『ポールが獲れる』と確信していました。それが反対にプレッシャーにもなったので、(Q2の)スタート前からクルマに乗りこんで、コクピットの中で(アタックの)イメージトレーニングを続けていました。実際には、ほぼそのイメージ通りにアタックすることができましたが、ベストタイムをマークしたラップは、セクター3で少しミスがあったので、それがなければあとコンマ2、3秒は詰めることができた。1分18秒台は間違いなくマークできたと思います。ミスの内容ですか? タイヤを早く温めすぎて、セクター3ではタイヤのベストな状態を過ぎてしまっていたんです。でもクルマの仕上がりはパーフェクトでした。
明日は『雨のレースとなる』との予報もあって、正直なところウェットでの走り込みが足りなくて不安要素にはなっていますが、それでもミスなくレースしたい。ミスがなければ優勝できる。そう思っています。

 

No.10 GAINER TANAX GT-R

 

「チームと一丸になって優勝を狙う」

アンドレ・クート

今朝の走り始めからクルマの調子が良くて「これはポールを狙えるのではないか?」と思っていました。実際にポールを獲ることができて、シーズンに良いスタートを切ることができました。ダンロップ・タイヤの素晴らしいパフォーマンスに『ありがとう!』と、そしてサポートしてくれたチームには『おめでとう!』と言いたいです。本当に感謝しています。
でも、まだ開幕戦の半分(公式予選)が終わっただけで、明日には半分(決勝レース)が残っています。ミスのない良いレースをして表彰台に乗るだけでなく、チームと一丸になって優勝を狙って行きたい。そう思っています。

 

「チーム全員で獲ったポールだと思う」

千代勝正

自分自身、初ポールなので嬉しいです。実は、日本国内でレースするのは1シーズンぶりで、こうして日本語で記者会見できるのはちょっと新鮮で、これも嬉しいですね。このポール獲得で、新しいシーズンに幸先の良いスタートを切ることができました。オフシーズンのテストから2015年仕様のGT-Rは速くて手ごたえを感じていました。速くなったポイントですか? 去年はヨーロッパで走っていてタイヤも違えば路面(の摩擦力)も違うから、単純に比較するのは難しいのですが、まずブレーキのパフォーマンスが素晴らしい。それに前後の重量配分がより適正になったり、よりトラクションが掛るようになったり、まさにあらゆる面で進化しています。スタビリティも随分高くなりましたね。僕が乗ったGT-Rの中で、自分史上最高のGT-Rだと感じました。
今日の予選に関しては、コースコンディションがダンロップタイヤに合っていました。タイヤの温め方も狙い通りで、自信を持ってアタックできました。アタックした1周を通じて大きなミスがなく、ほぼ完ぺきだったと思います。Q1では(アンドレ・)クート選手が素晴らしいアタックを見せてQ2進出して自分に繋いでくれましたし、チームも僕たち2人を上手くサポートしてくれました。本当に、チーム全員で獲ったポールだと思います。明日のレースはどんなコンディションになるか分かりませんが、チームと一緒に優勝を目指していきます」