1月19日、Jalopnikというサイトがアメリカのオースティンで行われたテスト走行画像をスクープし、その独特なフォルムに注目が集まっているニッサンのLMP1カー『ニッサンGT-R LMニスモ』。現在のところこの撮影された画像以外はないが、これらの情報をもとに、オートスポーツ編集部が予想CGを作成した。アメリカで開発が進められるニッサンGT-R LMニスモと思われる車両の走行シーンがスクープされたが、通常のLMPカーと異なり非常に長いフロントをはじめ、特徴的な印象の画像が掲載されており、噂に拍車をかけた。フラッグシップである『GT-R』の名が冠されるこの新LMP1については、開発の拠点をアメリカに置き、「日本のDNAをルーツとしたグローバルなプロジェクト(ニスモ宮谷正一社長)」として進められている。

 これまでの画像は望遠レンズで狙ったのかかなり鮮明度が低かったが、特徴は分かる。そこで、オートスポーツ編集部ではこれらの情報をもとに予想CGを作成した。グリル部分は市販のGT-Rを活かした形状で、市販車のプロモーションを考えた観点からも納得がいく。ヘッドライトも最新のGT-R同様のデザインで、これらの印象で“GT-R顔”となる。 フロントはかなり長くなっており、フロントエンジンを感じさせる。グリルから入ったエアはボディ上面に流れ、現在のLMPカーのトレンドである、ノーズから左右フェンダーの間を通しサイドにエアフローを流す仕組みとは異なる。当然ミッドシップである他のLMPカーは車両後端に向けてうまく空気を流しダウンフォースを得ようとしているが、このあたりの考え方が実車での最大の注目ポイントと言えるだろう。

また、『Nissan GT-R LM NISMO』は、市販車のGT-Rと何らかの関連性を持たせるとされており、エンジンはV6ツインターボ・ガソリンエンジンが搭載され、電気モーターが前輪と後輪を駆動するハイブリッドシステムを搭載。合計最高出力は1000馬力を超えるとされている。

日産は、2月1日に開催されるアメリカンフットボール王座決定戦であるスーパーボウルを放映するNBCのCM枠を購入し、60秒のコマーシャルを放映することを明らかにしており、その場で『Nissan GT-R LM NISMO』を公開するのではないかと噂されている。