PlayStation®3専用ソフトウェア『グランツーリスモ6』のクリスマスアップデートとして、「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」を公開しました。1991年、ロータリーエンジン車として、日本車として初のル・マン総合優勝を飾ったマツダその歴史へのリスペクトと未来への野心的なチャレンジ精神が融合したレーシングカーです。



 

マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ 車両紹介

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世界の名だたる自動車メーカーが、モータースポーツファンに向けたコンセプトカーを生み出すプロジェクト、ビジョン グランツーリスモマツダ LM55 ビジョン グランツーリスモは、テクノロジーとデザインがハイレベルに交錯するこのプロジェクトの限界点をさらに押し拡げる1台だ。

このクルマは人々が考える過去のマツダの集積ではない。過去へのリスペクトをふんだんに含んだ「未来のビジョン」であり、世界で一番過酷な耐久レースである、ル・マン24時間レースでの再び完全勝利を見据えて作られたモデルである。

アトモスフェリックホワイトに塗られたボディは、見る者に鮮烈な印象を残す。モノコックの骨格はカーボンファイバー製。他にも随所にカーボンファイバーを多用することで徹底した軽量化を施している。これに最高のパワー、効率、耐久性を実現する先進的なドライブトレーン技術を組み合わせたことで、同クラスのマシンの多くを凌駕するパワーウェイトレシオを実現した。

マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモは同社のアイデンティティーでもある飽くなきチャレンジャー精神から生まれた、未来へのビジョンである。



マツダ・787787Bは、マツダが製作したプロトタイプレーシングカール・マン24時間レースへの参戦のため、787はIMSA-GTP規定、787BはグループCカテゴリー2規定に則って製作されている。

787および787Bは、イギリス人のナイジェル・ストラウド(Nigel Stroud )により設計されたマツダ・757を起源にし、マツダ・767を経て発展したものである。ナンバリング順としては「777」となるところであるが、「日本語として言いにくい」ことから「787」となった。

また、787Bは、1991年のル・マン24時間レースにおいて総合優勝を果たした。これは日本メーカーにとって初の、そして2011年現在日本メーカーとして唯一の総合優勝であるほか、ロータリーエンジン車として初、レシプロエンジン以外でも初の総合優勝であり、まさに快挙と呼ぶにふさわしいものであった。なお、あまり知られていない事実として、カーボンブレーキ装着車として初めてル・マンを制した車種でもあった。

ブレーキシステムサプライヤーのブレンボからは、「仕様書通りの開口面積を確保したブレーキ冷却ダクト装備したのはマツダだけだった」と評価される。トランスミッションは、ポルシェ・962Cの5速マニュアルトランスミッション(Hシフト)を上下逆にして装着し使用した。


R26B形ロータリーエンジン

形式名はR26B1990年からマツダは、ロータリーエンジンの形式呼称を変更。Rはレース用、26は4ロータの総排気量の2,600cc(654×4)、Bはローターとハウジング寸法の基本となった13Bから命名。レース専用エンジン。

1990年のR26Bをベースに、マキシマムパワーよりレスポンス重視とし、中・低回転域のトルクの向上、燃費向上、信頼性アップを図った。主要な改善内容は、エンジン制御コンピュータのきめ細かな調整と連続可変吸気機構の採用。連続可変吸気機構は、エンジン回転数に応じた吸気管長を連続的に変動させる方式で、トルク特性がアクセル開度に対してリニアに反応する。マツダがルマンで優勝した55号車をレース終了後そのままの状態で日本に持ち帰って分解したところ、まだ500km程度の耐久レースならこなせるほどの内部状態だった。