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スーパーGT第7戦は5日、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで66周の決勝レースが行われ、中嶋一貴/ジェームス・ロシター組PETRONAS TOM’S RC Fがピット戦略を成功させ逆転勝利。第6戦鈴鹿に次いで連勝を飾った。

GT500クラスのスタートでは、本山哲駆るS Road MOLA GT-Rがスタートを決め、ミハエル・クルムのD’station ADVAN GT-R、ロニー・クインタレッリのMOTUL AUTECH GT-Rが続き、GT-Rがトップ3を占めていく。そんな中、GT-R勢に食らいついていったのが、松浦孝亮駆るARTA NSX CONCEPT-GT。序盤、松浦はクインタレッリと激しいバトルを展開し、表彰台圏内に浮上していく。

一方、GT300クラスをかわすのが難しいと言われているこのコースで、序盤DENSO KOBELCO SARD RC FとEpson NSX CONCEPT-GTがターン3で接触、スピン。また、7番手争いを展開していたKEIHIN NSX CONCEPT-GTとRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがターン5で接触するなど混乱も多く生まれていく。一方で、トップのS Roadを駆る本山は順調にマージンを築いていった。

前回の鈴鹿1000キロよりも上位を走行していたが…バーストに泣かされる事に・・・

2番手以下に波乱が。D’stationはコースアウトしたかARTA、MOTULの先行を許し4番手となりピットへ。さらにその直後ARTA NSX CONCEPT-GTも左リヤタイヤがバースト。カウルを壊し、大幅に順位を落としてしまった。

各車がピットインを終えてみると、タイヤ無交換作戦を敢行したか、他チームよりも10秒以上速いタイムでピット作業を終えていたKeePer TOM’S RC F、PETRONAS TOM’S RC F、DENSO KOBELCO SARD RC Fというレクサス勢が大幅にポジションを上げ先行。速さで優るGT-R勢がこれを追っていく展開となる。

トラブルによりトップ争いと戦線離脱…

しかし、柳田の背後に中嶋一貴が駆るPETRONAS TOM’S RC Fが一気に接近していく。一貴は47周目には一気に柳田のテールにつけ、2台のバトルが展開されるかと思われたが、49周目の最終コーナーを立ち上がろうとした時、S Roadはトラブルが起きたか失速! 駆動を失ったようで、無念のガレージインとなってしまった。

また、ランキング首位でトップを争っていたMOTULも、GT300クラスのトップを走っていたGAINER Rn-SPORTS SLSとヒットしてしまい、ポジションを落とす。さらにそれによりドライブスルーペナルティを取られてしまい9番手までポジションを落としてしまうなど、GT-R勢の牙城はD’stationをのぞき、レース後半に一気に崩れてしまう。

前えD’stationは佐々木選手の頑張りがあり良い流れを引き寄せ2位…後ろニスモは結果次第でタイトルだったが・・・

D’stationを駆る佐々木はPETRONASを急速に追いつめていくが、最後までPETRONASがきっちりトップを守りチェッカー! 第6戦鈴鹿に次ぐ連勝を飾り、これでジェームス・ロシターが一気にランキング首位に躍り出た。

2位はD’stationで、今季最上位フィニッシュ。カルソニックが3位、KeePerは4位でチェッカーを受けた。ホンダ勢の最上位はウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTの5位という結果となった。白熱のスーパーGTの戦いを最後まで多くのファンが堪能し、初めてのタイ戦は成功裏に終わったと言っていいだろう。