フェラーリの「F12 ベルリネッタ」が、ニュルブルクリンクでラップタイムの記録更新を試みたという情報をご紹介しよう。

ニュルブルクリンクのラップタイム上位には、ポルシェ日産ラディカルといったメーカーが並んでいるが、これまでフェラーリは(少なくともメーカー自ら)この競争に参加しようとはしていなかった。しかし近頃、F12 ベルリネッタが北コースを1時間半にわたって貸し切り状態で走行しているところが目撃されている。その目的としては2つのことが推測できるだろう。1つは同車のアップデート版の走行テスト。そしてもう1つの可能性は、現行モデルによるタイムアタックだ。部外者の我々が映像からそれを判断することは難しい。が、ルーフに取り付けられた通信装置を見ると、後者の可能性の方が高いと思われる。

ライバル視されているNISSAN GT-R NISMO

気になるタイムはというと、ウォームアップ・ラップとクールダウン・ラップの間に7分48秒を記録したと伝えられている。一見パッとしない数字だが、T13からハッツェンバッハ(コーナー名)まで約40秒間のクールダウン走行をしていたらしいので、それを差し引くとラップタイムは7分08秒あたりになる。これは、日産「GT-R NISMO」が記録したタイムと同等であり、ダッジ「ヴァイパーACR」レクサス「LFAニュルブルクリンク・パッケージ」シボレー「コルベットZR1」より速い。フェラーリはF12で、GT-R NISMOが持つフロント・エンジンの公道仕様車最速タイムを打ち破ろうと狙っているのではないだろうか。(ちなみに、サーキット専用モデルのフェラーリ「599XX」は4年前に6分58秒を記録した


599XX ニュル北テストアタック 【VTR】