スーパーGT第5戦は9日、富士スピードウェイで公式予選が行われ、途中雨が降り出す中、天候を味方につけKEIHIN NSX CONCEPT-GTがポールポジションを獲得。ホンダNSXコンセプト-GTが今季初PPとなった。GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがポールを獲得している。


Q1:GT500クラス

台風11号が接近する中、天候が危ぶまれる中で迎えたスーパーGT第5戦富士の予選。 ただ、雨が降らないためかコースオープン後も各車ピットでステイ。残り8分ジャストとなったところで、各車が一斉にピットアウト。ウォームアップを行っていく。しかし、このタイミングでGT300クラスのグリーンテック SLS AMG GT3がピットレーン入口でストップしていたため、ウォームアップ1周後赤旗が提示された。

今度は残り10分間で再開となったGT500のQ1だが、今度は残り9分で少しずつ各車がコースインしていく。まずは午前中トップタイムのウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTを駆るフレデリック・マコウィッキが、1分30秒061をマーク。続いて各車計測2周目でベストタイムを記録していく。

第5戦富士燃料リストリクターが絞られているMOTUL AUTECH GT-R

相次いでタイムがマークされる中、ウイダーのタイムをかわしたのはオリバー・ジャービスが駆ったDENSO KOBELCO SARD RC F。最終的にDENSOがトップでQ2に進出、松田次生がタイムを上げたMOTULが2番手、ウイダーが3番手という結果に。Q2進出はGT-R、RC Fが2台ずつNSXが4台と、NSX勢の復調を示す結果となった。

燃料リストリクターが絞られているランキング上位の車両は、MOTULをのぞくといずれも苦しい結果に。また、今回速さをみせるのではないかと思われたS Road MOLA GT-Rは、まさかの最後尾に沈んでしまった。


 Q2:GT500クラス

GT500クラスの予選Q2だが、と同時にコース各所に雨が降り始める。各チームコースオープンとともに一気にコースインし、極力スリックでアタックするべく1周のウォームアップの後アタックを展開していくが、一気にコースはスリッピーに。1コーナーやダンロップコーナー等で多くの車両がコースアウトする。

PP獲得で新型NSX勢初のPPをプレゼントしたKEIHIN NSX CONCEPT-GT

 その状況を見たか、PETRONAS TOM’S RC Fとウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GTがピットイン。PETRONASはすぐにピットアウトするが、ウイダーはピットアウトに手間取ってしまう。スリックでアタックを続けるMOTULも毎周タイムを落としていく。

 そんな中、真っ先にウエットに交換したPETRONASは、ウォームアップ完了とともにあっという間に首位MOTULのタイムを10秒上回る。これでほとんどの車両がウエットタイヤでのアタックとなっていくが、続々とタイムが更新されていく中でポールポジションを奪ったのは、少しずつ雨が止んでいく中、スリックでステイし続けチェッカー周で大逆転をみせた塚越広大駆るKEIHIN NSX CONCEPT-GT! 天候も味方につけ、ついに今季辛酸を舐めてきたホンダNSXコンセプト-GTに初ポールポジションをもたらした。