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レスポンス2014年07月05日(土) 21時00分


イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリのラインナップの頂点に立つ『ラ・フェラーリ』。同車のテスト映像が、ネット上で公開された。

ラ・フェラーリは、フェラーリ初の市販ハイブリッド車。『F12ベルリネッタ』用の6262cc V型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力が800psまで引き上げられ、9250rpmという高回転まで回る。これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わる。システム全体で963psという圧倒的パワーを引き出す。

最新のHY-KERS は2モーター方式で、ミッドシップにV型12気筒エンジンをレイアウトし、7速デュアルクラッチ・トランスミッションと1個目のモーターを一体設計。さらに、2個目のモーターは、エンジンの前方にレイアウト。2つのモーターは、バッテリー(二次電池)と接続される。そして減速時には、モーターがジェネレーターの役割を果たし、発生した電力をバッテリーに蓄える。

最高速350km/hオーバーと世界屈指の性能を備え、価格は130万ユーロ(約1億8000万円)。

米国の自動車メディア、『モータートレンド』は6月30日、ラ・フェラーリの映像を、公式サイトを通じて配信。人気企画の『イグニッション』最新回で、ラ・フェラーリをサーキット&公道でテストしている。



★ 是非グランツーリスモ6に登場してほしい”究極の1台” ☆



ラ フェラーリLaFerrari)は、イタリアの自動車メーカー、フェラーリが製造しているGTカーである。車名の”La”はイタリア語女性単数名詞に付く定冠詞で、英語では”The”にあたる。


概 要

コードネーム「F150」として開発されていたラ フェラーリは、フェラーリ初の市販ハイブリッドカーとして2013年3月のジュネーブショーにてワールドプレミアされた。エンツォフェラーリの実質的後継モデルである。

F40F50、エンツォフェラーリといった歴代の限定生産車はフェラーリの「創業○○周年」モデルと銘打たれてきたが、今回は記念事業的な色付けはなされていない。フェラーリとしては珍しく、2012年9月のパリサロンカーボン製のモノコックのみが披露され、動力がハイブリッドとなることが明らかにされたのに続き、2012年12月からはフェラーリ社の公式ホームページで発表が予告されるなど、事前のティーザーキャンペーンが行われた。

開発にはスクーデリア・フェラーリのドライバーであるフェルナンド・アロンソフェリペ・マッサの意見が反映されている。

世界限定499台のみが生産される予定だが、日本円で約1億6000万円ほどするにもかかわらず、すでに世界中から1000人以上の購入希望者が殺到している。

ハイブリッドシステムとエンジンの構造図

エンジンはF12ベルリネッタ用の6,262cc自然吸気65度V型12気筒エンジンをベースに、最高出力800PS/9000rpm、最大トルク700Nm/6750rpmまでチューン。F1で培われた運動エネルギー回生システム (KERS) の技術を市販車向けにフィードバックした「HY-KERS(ハイ・カーズ)」を介して120kW (163PS) をアシストし、全体で963PS、900Nm以上を発生する。

「HY-KERS」は3年前の2010年3月ジュネーブモーターショーにおいて、599GTBフィオラノベースの実験車が公開されていた。 システムはマニエッティ・マレリと共同開発した2モーター方式で、ミッドシップにV型12気筒エンジンをレイアウトし、7速DCTと1つのモーターを一体設計。さらに、もうひとつのモーターはエンジンの前方にレイアウト。2つのモーターはバッテリーと接続され、減速時には、モーターがジェネレーターの役割を果たし、発生した電力をバッテリーに蓄えるシステムとなっている。なお、バッテリーのみでのEV走行は「このモデルの使命に相応しくない」として採用されていない。

ハイブリッド化したことで、フェラーリ・エンツォ比で二酸化炭素排出量を約50%削減。パフォーマンスも大幅に向上し、0‐100km/h加速は3秒以下、0 – 200km加速は7秒以下、0 – 300km加速は15秒、最高速は350km/hオーバーの実力を誇る。 テストトラックのフィオラノにおけるラップタイムはエンツォフェラーリより5秒、F12ベルリネッタより3秒以上速い、1分20秒以下と発表された。

非常に機能重視にこだわったコックピット。