【ルマン24時間 2014】トヨタ TS040ハイブリッド 7号車、リタイアの原因は電気系統のトラブル


快調にトップを走っていたトヨタ TS040ハイブリッド 7号車だったが…

それまでトップを快走しながら、219周目で突如コース上に立ち往生してリタイアを余儀なくされたトヨタ『TS040ハイブリッド』7号車。トラブルの原因は、ハイブリッドの電気系統によるものだということが明らかになった。

トヨタ・レーシングのモータースポーツユニット開発部部長 村田久武氏は次のようにコメント。 「ハイブリッド系のシャットダウンによるリタイアとなってしまい、非常に残念だ。ドライバーも復帰すべく試みてくれたが、メイン電源が落ちた状態でそれもかなわなかった。これまでのテストでも経験のないトラブルなので、詳細は今後調べる。応援いただいている関係者をはじめ皆さんの期待も膨らんでいただけに、とにかく残念だ」。

その後トップは、アウディ2号車がトップになるが……

 


2号車アウディもトラブル。1号車が首位に


第82回ル・マン24時間耐久レースはスタートから16時間が経過したが、7号車トヨタTS040ハイブリッドに代わってトップに浮上していた2号車アウディR18 e-トロン・クワトロが現地時間7時3分の時点でガレージイン。リヤカウルを開けトラブルシュートを行っており、今度は予選では不調だった1号車アウディがトップに浮上した。

 2号車アウディは、今季のル・マン24時間で7号車トヨタとともにほぼトラブルフリーで走行していた車両だが、7号車のリタイア後トップは安泰かと思われたが、マルセル・ファスラーがドライブしていた7時3分にピットに入ると、ターボチャージャーのトラブルによりガレージに入れられてしまう。

 車両は前後のカウルが開けられ、一度3分半の作業時間でピットレーンに出されるが、再スタートはせず再びジャッキアップされピットへ。

トップを手中にした1号車アウディ 前年シーズン王者の威厳


 【ルマン24時間 2014】19時間経過…次々とトラブル発生…LMP1はアウディ1号車がリード


 

ルマン24時間レースは、ゴールまで残り5時間を切った。現地時間では午前10時を迎えており、疲労やマシンのトラブルと闘いながら、各車ゴールに向けた最後の力走を続けている。

LMP1クラスは1号車アウディ『R18 e-トロン クワトロ』(マルク・ジェネ)がトップを死守。1周遅れで20号車ポルシェ『919ハイブリッド』(ティモ・ベルンハルト)が続く。

後続に1周以上の差をつけている1号車。残り時間を考えると、ライバルに追い上げられて逆転される可能性は少ない。そこで一番気にしなければいけないのはマシントラブルだ。

実は、今年のLMP1クラスはトップ快走中のマシンにトラブルが相次いで発生しており、14時間経過直前には7号車トヨタ『TS040 ハイブリッド』(アレックス/ステファン・サラザン/中嶋一貴)が電気系トラブルでリタイア。その後、独走状態を築いていた2号車アウディ『R18 e-トロン クワトロ』(マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ)も予想外のトラブルで緊急ピットインを余儀なくされ、3位に後退している。もちろん、1号車もこのままノートラブルで走りきれる保証はどこにもない。最後の最後まで一瞬も気が抜けない走行が続いている。