12日、ル・マン24時間の予選2回目/3回目が行われ、7号車トヨタTS040ハイブリッドを駆る中嶋一貴が日本人としては初のポールポジションを獲得。その予選の模様を収めた動画が日経チャンネルで公開されている。

 動画では、予選の模様が伝えられるだけでなく、ポールポジション獲得を喜ぶトヨタのピットの様子や、予選後の一貴、そして木下美明代表のコメントも収められている。

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日本人ドライバーとしてル・マンで初のポールという快挙を達成したが、予選後、喜びに沸くピットで一貴に予選の状況と、喜びのコメントを聞いた。

 3回の予選セッションを経てグリッドが決するル・マン24時間。11日のフリープラクティスでトラブルに見舞われていた7号車トヨタは、予選に向けエンジンを換装。事前から一貴を予選アタッカーに据え、予選2回目のセッション終盤の赤旗が解除されたあたりから、他のLMP1勢とともにアタックを仕掛けていった。

「あの時はまだニュータイヤじゃなかったので、タイムが出せればいいかなと思っていました」という一貴だったが、ユーズドながら連続でアタックを仕掛けていくと、その時点で予選上位を占めていたポルシェ勢をトップの座から引きずり降ろした。これで7号車がトップとなり予選2回目が終了し、ナイトセッションとなる予選3回目に臨んだ。

「本命は3回目の最初でした。クルマはタイムを出すには十分すぎるくらいのいいバランスでしたね。その辺はチームに感謝です」という7号車トヨタTS040ハイブリッドは再び一貴に委ねられると、クリアラップをとり、3分21秒789というタイムをマーク。ポルシェ勢に対してコンマ3秒のマージンを築いた。