リ ン ク 元


富士重工業と同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)は、6月19日〜20日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに、新型「WRX STI」をベースとして開発したレースカーで参戦することを改めて発表。レース中には車載オンボードカメラ映像の生中継やドライバー、メカニックへのインタビューなど、USTREAMを通じて現地から配信する予定だという。

2014年1月の北米国際自動車ショーでアメリカ仕様の市販車として発表された新型「WRX STI」をベースに、富士重工業とSTIがニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦を目指していち早く開発に取り組んだレース用車両は、「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2014」と名付けられ、東京オートサロン 2014の会場で我々日本のファンに向けて真っ先に公開された

SUBARU WRX STI Nürburgring 24h 2014

全長4,890mm × 全幅1,835mm × 全高1,395mmというボディ・サイズは、アメリカ仕様の市販モデルに比べると、大型リア・ウイングをはじめとするエアロパーツや、リアのオーバーフェンダーが付加されたことにより、295mmほど長く、40mm幅が広い。また、レース用サスペンションが装備されているため車高も80mmほど低められている。

注目すべきはフロントに搭載される水平対向4気筒”ボクサー“エンジン。アメリカ仕様の市販モデルが、(あちらで販売されていた先代と同じ)シングルスクロール・ターボの2.5リッター「EJ25」を採用しているのに対し、「基幹部品」が「量産型WRX STIと全く同じ」であるはずのニュルブルクリンク参戦車は、(日本でまだ販売されている先代と同じ)2.0リッター(1,994cc)でツインスクロールターボを備えた「EJ20」型を搭載している。最高出力340ps/5,500rpm・最大トルク47kgm/3,000rpmというスペックはレース用にチューンされているとしても、発表が待たれている日本仕様の新型WRX STIには、これまで通りEJ20型が採用される見込みが強まったと受け取ることも出来るかも知れない。もっとも、昨年までと同じSP3T(2.0リッター以下ターボ車)クラスに参戦するため、エンジンは昨年型からキャリーオーバーしたという可能性もあるが。



トランスミッションは今年から新たに6速シーケンシャル・ギアボックスを採用右ハンドルに不慣れな外国人ドライバーでもミスの恐れが少なく負担が軽減できる効果があるという。駆動方式はもちろん、DCCD(ドライバーズ・コントロール・センター・ディファレンシャル)方式のAWD(全輪駆動)。サスペンションは前ストラット・後ダブルウィッシュボーンと、市販モデルと(先代モデルとも)基本的には変わらず“STIの顔”とも言える辰己英治総監督の下、STIパワーユニット技術部主査の小澤正弘氏が監督を務め、ドライバーは昨年に引き続き、吉田寿博 選手、佐々木孝太 選手、マルセル・ラッセー 選手(ドイツ)、カルロ・ヴァンダム 選手(オランダ)の4名を起用。日頃は国内のスバル販売店に勤めるディーラー・メカニック6名もチームに加わり、SP3Tクラス優勝の奪還に挑む。


 

なお、USTREAM配信スケジュールは以下の通り。

予選2:日本時間 6/20(金)17:00~20:00
プレスカンファレンス:日本時間 6/20(金)23:00~6/21(土)0:00
決勝:日本時間 6/21(土)22:00~6/23(月)0:00
※決勝レース前後1時間を加えた計26時間。
※配信時間は変更になる可能性があります。

配信URL
特設サイト:http://www.subaru.jp/nbr24h2014/
SUBARU-USTREAM:http://www.ustream.tv/channel/subaru-ustream

スバル 公式サイト