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大阪府議会は6月6日、泉北高速鉄道線とトラックターミナルを運営する府の第三セクター・大阪府都市開発(OTK)の株式を南海電気鉄道に売却する議案を可決した。これを受けて南海電鉄は同日、OTKの経営に関する基本的な考えを発表した。


 

本年5月15日、大阪府等と締結いたしました大阪府都市開発株式会社(以下、OTK
社)の株式譲渡契約において停止条件となっておりました大阪府議会の議決が、本日得ら
れましたので、今後のOTK社経営に対する当社の基本的な考え方等についてお知らせい
たします。

1. 基本的な考え方
OTK社が運営する泉北高速鉄道は、当社高野線と相互直通運転を行い、泉北ニュー
タウンなど、堺市及び和泉市にまたがる郊外住宅エリアと大阪都心を結ぶ「地域の大動
」として重要な役割を担っております。また、東大阪市及び茨木市の交通要衝地にお
いて運営する東大阪、北大阪流通センターは、物流の結節点となるトラックターミナル
や流通倉庫等を物流事業者に提供しており、大阪府下屈指の物流拠点となっております。
当社といたしましては、両事業の社会インフラとしての重要性を十分に認識し、利用
者、社会の信頼にお応えできるよう、重大な責任感を持って、真摯に経営に取り組む所
存です。

(1)泉北高速鉄道について
下記の運賃値下げをはじめとする利便性向上策の実施を通じて、泉北ニュータウン等
の沿線活性化に貢献する一方、鉄道・バスをはじめとする運輸事業を中心に、不動産・
流通事業を含めた当社グループとの連携によるスケールメリットを発揮し、駅ナカビジ
ネス拡充等の増収策とコスト削減策によって、強靭な事業構造の構築を図ってまいりま
す。

(2)運賃値下げについて
家計負担の軽減、子育て世代の流入促進の観点から、以下の値下げ策を重点的に実施
いたします。今後、OTK社とも連携し、関係機関との協議、システム変更作業等に着
手し、平成26年度内実施を目途に、全力で取り組んでまいります。
①乗継割引の拡大
当社線と泉北線の乗継運賃を一律80円値下げ
(現行20円割引から100円割引に拡大。主要区間で当社線と同じ運賃水準に
②通学定期の割引率の拡大
現行約60%から約70%への引き上げ
(利用者実質負担約25%の値下げ)


泉北高速鉄道線(せんぼくこうそくてつどうせん)は、大阪府堺市北区中百舌鳥駅から大阪府和泉市和泉中央駅までを結ぶ大阪府都市開発鉄道路線である。泉北高速鉄道泉北高速泉北線(せんぼくせん)と呼ばれることがある。

大阪府などが出資する第三セクター会社大阪府都市開発が運営している。南海電気鉄道高野線相互直通運転を行っており(詳細な運行形態は後述)、堺市中区南区・和泉市・岸和田市東部などから堺市堺区大阪市中心部への通勤・通学路線となっている。

かつて南海電気鉄道が建設し直接経営することが検討されていたが、1960年代後半頃から1970年頃にかけて南海電気鉄道に重大事故が頻発して重い負債がのしかかり、多額の投資が必要な新規路線を持つことを断念した。1971年の開業時は全業務を南海電気鉄道に委託していたが、段階的に直営化移行を進め最終的に1993年4月1日に全業務を直営化した。

2006年7月1日より全線でPiTaPaICOCAが使えるようになった。また、2007年4月1日よりPiTaPaに定期券機能を付加する「PiTaPa定期サービス」(南海との連絡定期にも対応)が利用できるようになった。さらに2013年3月23日より、IC乗車カード全国相互利用開始で、KitacaPASMOSuicamanacaTOICAnimocaはやかけんSUGOCAも利用可能になった。

  • 路線距離(営業キロ):14.3km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:6駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線複線
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 最高速度:110km/h

7020系

2014年06月06日

大阪府都市開発株式会社の株式取得について(お知らせ)(PDF:120KB)