ホンダの米国モータースポーツ部門、HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)は4月9日、米国において、新型レーシングカーの『ARX-04b LMP2クーペ』を発表した。

車名の「ARX」とは、アキュラ・レーシング・エクスペリメンタル・シリーズを意味。WEC(世界耐久選手権)などのLMP2クラスへ参戦するチームに向けて、新たに開発されたマシンが、ARX-04b LMP2クーペ。

HPD ARX-04b LMP2クーペ

搭載エンジンは、定評ある「HR28TT」型直噴2.8リッターV型6気筒ツインターボ。量産車用がベースのこのエンジンは、2011年からARXシリーズに採用されており、そのポテンシャルは、セブリング12時間やルマン24時間耐久レースでの勝利が証明済み。

その特徴は、ボディスタイルにある。車名の「クーペ」が示唆しているように、従来のオープンボディではなく、HPDが開発したARXシリーズマシンとしては、初のクローズドボディを採用する。これは、最新のレギュレーションに対応した安全性向上が目的。車体の設計は、英国のワースリサーチ社が担当し、エアロダイナミクス性能を徹底追求したデザインとした。