2018年スーパーGT第1戦岡山、GT500クラスの今季最初のポールポジションはテストから好感触なKEIHIN NSX-GTの塚越広大が獲得した。スーパーGT300クラスはマネパ ランボルギーニ GT3のマルコ・マッペリがデビュー戦で鮮烈なポールポジションを獲得した。

第1戦 岡山国際サーキット:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.17 KEIHIN NSX-GT

2018スーパーGT第1戦岡山

「NSX-GTはシーズンオフに車体もエンジンも大きく進化した」

塚越 広大

NSX-GTは、シーズンオフに車体もエンジンも大きく進化して、特にエンジンのパワーは素晴らしいと思いました。車体に関してはまだ少し問題が残っていますが、テストからまずまず好調。僕たちドライバーはもちろん、チームとして全力を出すことができれば“ポールを獲れる”と信じていました。
今日の予選でも小暮(卓史)さんが(Q1で3番手と)良い流れを作って繋いでくれました。ただ、Q1からQ2までのインターバルに(雨のため)大きくコンディションが変わってしまい、タイヤ選びがとても難しいものになりました。雨が酷くなるのだったら柔らかいタイヤで早目にアタックした方が有利だし、反対にコンディションが良くなるのだったらハード目のタイヤで最後まで温めていってラストラップでアタックする。途中でタイヤを交換することは、まったく考えてなかったのですが、ソフトかハードかは最後まで悩みました。(監督の金石)勝智さんや(エンジニアの)田坂(泰啓)さんが一生懸命考えた末に決めてくれました。Q2ではタイヤを温めるのに少し手間取ってしまって、タイムを出した最後の周も、まだ充分に温め切れてはなかった。けれど何とかポールを獲ることができました。
開幕戦でポールを獲ることができて嬉しいです。明日の決勝は最高のポジションからスタートするので全力で走って、またここ(優勝者会見)に戻ってきたいと思います。

「このコンビで優勝し、チームにも優勝をもたらしたい」

小暮 卓史

僕はQ1担当だったのですが、フィーリングも悪くなかったし、3番手でもトップとは僅差でした。だからQ2では塚越(広大)選手がポールを獲ってくれる、と期待していました。しかし、ウエットコンディションに変わってしまい、正直Q2を見ている間はハラハラしていました。
僕たちはオフのテストから調子が良かったのですが、それは何かひとつの大きな発見があった訳ではなく、クルマを仕上げて行く段階で発見した小さなことをコツコツ積み重ねてきた結果だと思います。テストなどで走り込んで来て、今年のクルマのポテンシャルが高いことは分かっていました。ただ今日はドライコンディションで充分な走り込みができていなくて、それは他のチームも一緒だと思いますが、仕上がりに納得できている訳じゃありません。それでもポールポジションを獲ることができて嬉しいですね。
僕が初めて優勝したのはここ岡山で、ゲンの良いサーキットなんです。ただ、KEIHIN REAL RACINGに移籍して塚越選手とコンビを組んで3年目ですが、まだこのコンビでは優勝したことがない。決勝は最高のポジションからのスタートですから、最高の仕事をして何とか逃げ切って、このコンビで優勝したい。そして、チームにも優勝をもたらしたいと思います。

GT300 Class

No.88 マネパ ランボルギーニ GT3

スーパーGT第1戦岡山 GT300クラスのポールポジションを獲得したマネパ ランボルギーニ GT3

「決勝レースも同じポジションで終えたい」

平峰 一貴

僕はQ1を走りましたが、思ったようなアタックができませんでした。でも同じようなタイミングでアタックしたライバルもなかなか好タイムが出せなかったようで、何とかQ2のマルコ(マッペリ)さんに繋ぐことができました。ウエットのフィーリングは悪くなかったので、マルコさんならやってくれると思っていました。ポールを獲ってくれて、本当に最高です。
去年までは第2ドライバーでしたが、今年は第1ドライバーになり、責任の大きさを痛感しています。マルコさんがまだ日本での生活に慣れていないので、食事からジムでのトレーニングまですべてフォローしなきゃいけないし、コミュニケーションもすべて英語でやっています。またタイヤの開発に関してもヨコハマさんと一緒になってやっていかなくちゃならない。本当にいろいろ経験させてもらっています。クルマに関しては、マルコさんはウラカンの開発から関わってきていて何でも知っている。それだけに、彼から学ぶことが多いです。
今日はポールを獲ることができました。この良い流れを途切れさせることなく、明日のレースも同じポジションで終えたいと思います。

「ランボルギーニを速く走らせるためには何でもする」

マルコ・マッペリ

公式練習のドライコンディションだとクルマのフィーリングが難しかったけど、公式予選のQ2ではウエットコンディションに変わってしまいました。ウエットでこのコースを走るのは初めてだったけど、クルマのフィーリングはとても良くなった。だから僕にとっては恵みの雨でしたね。ポールを獲ることができましたが、クルマを仕上げてくれたチーム、カズキ(平峰一貴)にも、タイヤを供給してくれたヨコハマにも感謝したい。
日本に来て初めてのレースでポールを獲ることができて、本当にハッピーです。日本に来ることになったのはランボルギーニから依頼されたから。JLOCからクルマの開発も含めて、ドライバーを派遣してほしいと言われたそうです。僕はファクトリードライバーですから、ランボルギーニを速く走らせるためには何でもしたいと思っています。でもこんな素晴らしいチームで走ることになって感激していますよ。
SUPER GTは出走台数も多いしバトルも激しいから簡単じゃないことは分かっています。でも、テストでも充分走り込んできたから、特に心配はしていません。決勝レースも戦略通りに走るだけ。このままトップで走り終えたいですね。


 

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