北海道地方

10月以降、遅くとも年内には札幌市電のすすきの~西4丁目間を短絡する0.4kmの軌道が整備され、市電のループ化が図られる予定。ただし入札不調が相次いだため工事が遅れており、状況次第では翌年以降の開業になる可能性もありそうだ。


 

東北地方

6月までに、宮城県内でJR東日本の東北本線支線(仙石線・東北本線接続線)0.3kmが開業する。東北本線の塩釜~松島間と仙石線の松島海岸~高城町間は線路が接近しており、ここに東北本線の仙台方と仙石線の石巻方をつなぐ接続線を整備する。東日本大震災で不通となっている仙石線高城町~陸前小野間も、接続線の開業と同時に運行を再開することになっており、東北本線・接続線・仙石線経由で仙台~石巻間を結ぶ「仙石東北ライン」が運行を開始する予定だ。

12月6日には、仙台市内の八木山動物公園~荒井間13.9kmを結ぶ仙台市地下鉄東西線が開業する予定。都営大江戸線などと同じ鉄輪式リニアモーターを採用した小型規格の地下鉄で、仙台市としては南北線に次ぐ2本目の地下鉄になる。


 

北陸地方

北陸新幹線の長野~金沢間延伸開業にともない、『かがやき』『はくたか』『つるぎ』が運転を開始する。現在は「長野新幹線」として東京~長野間で1日27往復の『あさま』が運転されているが、ダイヤ改正後は『かがやき』『はくたか』『あさま』の合計40往復に。新たに開業する長野~富山間は『かがやき』『はくたか』計25往復、富山~金沢間は『かがやき』『はくたか』『つるぎ』計43往復が設定される。東京~金沢間を直通運転する『かがやき』『はくたか』は全列車E7系・W7系を使用し、これまで『あさま』では座席の利用のみだった「グランクラス」の営業も開始する。

新たに登場する列車のうち最も速い『かがやき』は東京~金沢間を2時間28分で結び、上越新幹線と在来線特急を乗り継ぐ現在のルートより1時間23分短縮。東京~長野間でも現行より4分短くなる。現在は東京駅を朝6時頃出発しても金沢到着は10時台となるが、『かがやき』の下り始発は東京6時16分発~金沢8時46分着で、金沢には9時前に着けるようになる。同列車は長野着7時39分で、長野へも現行の『あさま』初発(東京6時24分発~長野8時08分着)より早い時間に到着できるようになる。

北陸新幹線の延伸開業に伴い、JR東日本エリアでは信越本線の長野~直江津間がJRから経営分離され、長野~妙高高原間がしなの鉄道、妙高高原~直江津間が新潟県を主体とする第三セクター・えちごトキめき鉄道に引き継がれる。しなの鉄道の路線名は「北しなの線」、えちごトキめき鉄道の路線名は「妙高はねうまライン」となる。

これまで上越新幹線と接続して北陸方面へのアクセスを担ってきた在来線特急『はくたか』『北越』は廃止。新たに北陸新幹線アクセス特急として、新潟~上越妙高・新井間に特急『しらゆき』が登場する。同列車と北陸新幹線『はくたか』を乗り継ぐことで、新潟~金沢間を約3時間10分で結ぶ。上越妙高駅での新幹線・特急乗り継ぎには、『しらゆき』の特急料金が半額となる乗継割引が適用される。


 

富山地方鉄道(地鉄)が運営する路面電車線の富山駅乗入れ区間。北陸新幹線富山駅の高架下に停留場を設置し、地鉄の路面電車線につなげる0.2kmの軌道を設ける。北陸新幹線の延伸開業と同日、もしくはその前後には開業することになるだろう。


首都圏

厳密な意味での新線開業ではないが、3月14日に上野東京ラインが運行を開始する。上野~東京間を結ぶ線路を増設して宇都宮線・高崎線・常磐線と東海道線の直通化を図るもので、京浜東北線と山手線の混雑緩和が期待されている。

朝の通勤時間帯は、宇都宮線・高崎線・常磐線から1時間あたり各5本が東海道線へ直通。昼間は1時間あたり宇都宮線・高崎線各3本、常磐線は特急2本・特別快速1本・普通1本が直通する形となる。1日あたりでは、平日ダイヤの場合宇都宮線から54本、高崎線から57本、常磐線から39本が東海道線に乗り入れ、上野始発の東海道線列車が5本(うち1本は快速)設定される。東海道線から各線へは(東京始発を含む)、58本が宇都宮線、54本が高崎線、38本が常磐線へ乗り入れ、上野止まりの東海道線列車も朝方に12本設定される。

常磐線の特急は、現在の『スーパーひたち』『フレッシュひたち』から、速達タイプの『ひたち』と停車駅が多いタイプの『ときわ』に変わる。全74本のうち44本が品川駅発着となり、10時~16時台の上下計28本は全て品川発着となる。このほか、常磐線の特別快速が北千住にも停車するようになる。


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